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お気づきですか

はや10月、教会行事も例年どおり(さらに充実しながら)、順調に実施されています。ところで各行事で信徒会長さん、壮年会長さん、婦人会長さん(假に三役と呼んでおきます)が死に物狂いに働いているのをご覧になれますか。お三方ともそれなりに気を使って仕事をされていますが、ニコニコと行事を楽しんでいらしゃるようにお見受けします。これは大変喜ばしいことなのです。

皆さん、10年ぐらい前のことを覚えていらっしゃいますか。10年ぐらい前の三役は大変でした。バザーがあればずっと前から日曜ごとに教会に詰めて仕事をし、当日は朝早くから遅くまでてんてこ舞いだったのです。近頃はそんなことはありません。行事部会の皆さんが作った実行委員会が中心になってこなしてくれます。

最近では「平和旬間」の大行事があり、その真中で「納涼の夕べ」までやってしまいました。こんなことは以前には絶対に考えられないことでした。三役のからだをいくつかにさかないと不可能だったのです。「平和旬間」の行事は養成部会が、「納涼の夕べ」は行事部会がちゃんとこなしてくださったのです。こういった行事だけではありません。設備の改善にしても、典礼の問題にしても、炊き出しなどの社会活動にしても、以前は、何にでも三役が呼び出されたものです。教会の組織が整備され、役員だけではなく信徒の皆さんがその組織をよく理解し、それぞれの持ち場で働いているから、幅広い活動ができているのです。こうした、信徒を中心にした教会の活性化は第2バチカン公会議の目指す一つの方向だと思います。そして大阪教区のいう「新生計画」などもこうしたことの積み上げの上にあるのだと思います。

各人が自分の役割を自覚し行動することは、教会の中だけで求められていることではないでしょう。家庭でも社会でも同じことだと思います。いろんなところで「呼ばれています、いつも」(典礼聖歌409)なのでしょう。

(K.Y.)
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