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洗礼おめでとうございます

4月19日。この日がこんなに早くやって来るとは思いませんでした。決して長い準備期間ではない状態であり、十分な理解をしているとも言えない私が洗礼を受けても大丈夫だろうか。という不安のほうが大きいまま阪急電車に乗っていました。王子公園駅で降りて帰ろうかな?とも思いましたが、体は六甲駅で下車し、教会へと足が動いていました。緊張で顔がこわばっているのが自分でもわかるぐらいでした。不安なのか、緊張なのか、恐怖なのかわからないものが私にのしかかっているという感じでした。

教会では温かく迎えてくださり、癒されるという気持ちを感じることができました。暗闇と静寂のなかで始まったミサ。緊張で卒倒しそうでしたが、後ろで代母の藤原さんがしっかりと見守って下さることが支えとなり、洗礼を受けることが出来ました。新しく生まれた自分として、今日から生きていこうと純粋に感じることが出来ました。また、ミサにこられている皆様から温かい拍手と笑顔をいただいたあの瞬間、私は一人ではなく、皆さんの家族の一員になったんだと素直に思いました。年齢を重ねるにつれ、素直になれることが少なくなっている今日この頃、こんなにも素直になれたのは不思議でした。

私が阪急電車に乗って六甲教会に来たことは、自分の意思であるのだけど、それだけではないような気がします。王子公園駅で降りなかったのは、私の意志が弱いわけではなく、神様の愛が強かったのだと思います。そして、私は六甲教会で皆様を通して神様の愛を感じました。生まれたての家族の一員としてこれからも、食卓を共にさせてください。よろしくお願いします。

テレサ 今田

「洗礼は生きる力を授かること」

なぜ、この世に生まれてきたのか、何のために生きていくのか、自分っていったい何なんだろうか?気が付くと頭の隅にいつもそんな答えの見つからない疑問を抱えた自分になっていました。

苦しみ、悲しさ、寂しさ、から逃れるために勉強をし、仕事をし、恋愛をし、負けることを恐れて流されていき、家族や友人、周りの人に好く思われようとそれだけの理由で頑張ってみたり、そんなことを繰り返しているうちにもう40歳を過ぎてしまいました。

だけどやっと答えが見つかりました。自分の力を引き出してくれるもの、それは永久不変の愛であるということを。そして愛は神そのものだということを知りました。神の愛の力を授かり、その愛に報いて夢や希望を持って生きるのが私のこの世での役割です。沢山の皆様に祝福をいただき本当にありがとうございました。これからもよろしくおねがいします。 

マルコ 長友

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