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第2回「祈りの道場」

4月15日、第2回「祈りの道場」を70名の祈りの友と心を一つにして開くことができました。聖週間の火曜日にあたりゲツセマネで主と共に祈り、受難に向かうイエスと共にゴルゴダヘの道を辿り、最後に十字架の上で叫ばれた苦しみから絶対の神である御父への賛美へと昇華する詩編22を十字架を仰ぎ見ながら味わう時、私達の祈りも最高潮に達しました。朝10時から午後3時まで沈黙を守り、断食をして主の苦しみを少しでも自分の体で受け止める事が出来たのではないでしょうか? 断食の後は温かいお粥で空腹を満たしましたが、二人の姉妹が文字通り台所の祈りを実践して奉仕して出来た物でした。沈黙は素晴らしいです。ただ静かだけではないのです。沈黙そのものが祈りなのでしょうか、神様の語りかけを待つ空気に満ちていました。詩編37:7「沈黙して主に向かい、主を待ち焦がれよ」これが養成部が道場を開く心です。第3回祈りの道場は7月21日に開きます。

(養成部)

祈りの道場に参加して

祈りは不可欠とのアドバイスを受け、急遽、予定を変更して参加となりました。ゲッセマネで祈るイエス。受難に向かうイエス。その一つ一つの場面は、イエスの道行きを通して、イエスの受難と重なり合い、私の意識は二つの間を行ったり来たり、さまよいながらリアルに実感できました。この二つは、今までは私の中で全く切り離された感覚でした。イエスの声にならない呻きを心に留める祈りでした。そして私の心の奥底に燃えるような熱情と、泉のように湧き出る喜びが誰から頂いているものかも実感させていただきました。道場終了後に美味しい白粥、添え物など、すべてが心配りされたものを食べながら、毎日の中で断食に近い生活は当たり前で、お粥を食べるにも数時間も並んでやっと食べられる釜が崎の人達と、重なり合う祈りの日々でした。

(松岡)

昨年より東ブロックになった私達は、今まで隣の教会のことを知らずにいました。祈りの道場に参加して、@沈黙と静けさを味わう。体を知覚する。幻想から現実へ、現実から幻想へ意識する訓練 Aゲツセマネでイエスと共に祈る Bゴルゴダの丘で十字架につけられた受難に向かうイエスの御心を知る

5時間もの長いきびしい祈りの時間でとても疲れましたが、いつでもどこでも祈ることの出来る仕方・方法を身につけたいと思いました。全員一致したミサの後、ご用意下さった温かい心のこもった軽食をいただき、愛のすばらしさを感じつつ帰路につきました。

神戸中央教会 竹内

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