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7月の婦人会例会

「ヌヴェール愛徳修道院シスター重松をお招きして」

7月の婦人会の例会にはヌヴェール愛徳修道院シスター重松をお招きし、修道生活36年の中で、熱い神への情熱と貧困の地に生きる人々に傾けられた、力強いシスターの活動をお話して頂きました。
シスターのソーシャルワーカーとしての原点は、京都のスラム街で始まり、貧しい人への関わりのなかで福祉の原点―皆同じ人間でありながらどうして差別があるのだろうか―に思いをとどめられたそうです。その後10年間のタイ滞在のなかで、タイ人の心と言葉で自分の意志と意見を伝えることを学ばれるまでに成長されますが、1995年脳梗塞で倒れ半身不随になり急遽帰国。その後、同じ年に起きた阪神淡路大震災の被害者の心の痛みに耳を傾けるソーシャルワーカーとして家庭訪問を続け、神が我々に出来事を通して働きかける事の意味を深く悟られました。「聴く」ことの意味。体験を心にとめ、大切に育てながら聖書の中のマリア様のように神の言葉に心を留め思いをめぐらし、何度も味わうことの出来るように生きましょう、という力強い講話に我々も感動を覚えました。

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