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三日月会総会(9月15日)の講演要旨

講師・桜井神父様 演題「日本の教会と司祭職についての一考」
大きい問題ですので短時間では話し切れません。そこで各人にレジメを配って下さり、話せる限りお話しして下さいました。
先ず日本のカトリック教会の現状
@ 日本の教会は三管区(東京・大阪・長崎)、その中に16教区、全部で815教会がある。日本人信徒は44万人。司教総会は6月と2月に開かれている。
A 教会の意味と使命「キリストに於いて一つに集まり、神に感謝と賛美を捧げ、救いの福音を宣べ伝え、神の国の家族としてこの世を旅する」
B 日本の教会に外国人信徒(在日・滞日)が増加しており、約40万人になっている。
C 司祭数は1700人弱であり、そのうち外国人司祭は2/3である。
D イエズス会は世界中で2万5千人以下になった。日本では250人(昔は400人)で、高齢化が進んでいる。日本人は約3割であり、外国人宣教師に負うところが多い。
司祭職について(これは時間の関係で省略したが、神父様が一番話されたかったこと)
E 「あなたは私に従って来なさい。」というイエス様の招きに従い、キリストの死と復活を記念するのが司祭職である。
F 司祭の任務 1)感謝のミサ、秘跡執行 2)司牧責任 3)福音宣教 4)他者に仕える(信徒も、福音を伝え、信仰に導き、典礼に奉仕する)。
G イエズス会員の召命を見ると、家庭の中で親の信仰を見て育ってきた者が多い。
H 聖職者への召命は「清貧、貞潔、従順の心を持って、神の愛に生きることを願う」。
I 司祭への召命は本来少ないものと思われる。信徒は家族から召命があるように祈ることが大切であり、信徒の奉仕職を担える恵みを祈ること。
(別紙)「田圃の畦道のように」 これは神父様が心に留めておられることである。
※ このレジメは事務所に残っていますから、ご希望の方は貰って下さい。    


(報告:沖原)


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