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第4回 「祈りの道場」に参加して
座ると同時に、沈黙と、英神父様の透明感あるたたずまいに吸い込まれそうになりました。目を閉じると、じきに、椅子の形となった軽く落ち着いた体が感じられます。手足を巡る血液の流れが静かに感じられます。私はそれぞれの中で旅に出ました。思いも寄らない場面が浮かび上がります。深い深いところにいる私。ひたひたと静かな蠢きに出会う、辛い旅。そのとき確かにいた神様、嬉しい旅。顔に心地よく風を受け軽く頷く私、歓びの旅。皆さんと共にこんなにも実り溢れるお祈りができたことを、こんなゆたかな旅の時間をともに過ごすことができたことを、とてもうれしく思います。ひとつになったミサは格別でした。知らない顔に囲まれた中で、ふと見つける身近な笑顔に普段置き去りにしていた喜びを見つけた一日でもありました。             

(明石教会 外谷)

「祈りの道場」・・・第一回が開かれた時から心惹かれていました。招かれているように感じていました。でも、色々なことから参加することが出来ませんでした。第四回にやっと加えて頂きました。
道場っていったいどんなことがあるのだろう。祈りくらべ?それとも座禅のようなもの?思い巡らしながらおずおずと聖堂に入りました。
静かな、静かな時間が流れていきました。穏やかな低い神父様のお声が耳に入って来ると、なんだか混沌とした温かい世界で漂っているような気持ちになりました。あれやこれやお願いしたり文句を言うような種類の祈りではなくて、本当に神様との時間を過ごさせて頂いたような気がします。
祈りとは生活そのもの、息をのせるのだという神父様の言葉が心に残っています。
  

(阿部)



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