ホーム 六甲教会について お問い合わせ
死から復活へ、聖なる過越の3日間の祭儀について

典礼部より
今年の聖週間は、4月4日の「受難の主日(枝の主日)」から始まります。中でも聖なる過越の3日間は、イエス・キリストの受難と死を通して復活の栄光に移られた出来事全体を、1年のうちで最も荘厳に記念するときです。しかし、年々参加される方が減っているのは大変残念なことです。
今年は4月8日(木)〜10日(土)の、夕方 7:00より祭儀が行われます。友人を誘って祭儀にあずかりましょう。なお、この3日間は朝のミサはありません。

◆ 聖木曜日「主の晩餐の夕べのミサ」  4月8日(木)19:00〜
キリストが聖体を制定し、自らの記念として行うよう命じた最後の晩餐を記念します。また弟子の足を洗うことで、互いに仕えあうことの大切さを教えられました。
これを記念して、ミサの中で洗足式が行われます。司祭が、信徒の代表者の足を洗うのを私たちは見ますが、足を洗っているのは主イエス・キリストであり、洗われているのは私たち信徒一人ひとりであることを自覚させる祭儀なのです。ミサの終わりに聖体安置式が行われ、ご聖体が小聖堂に安置されます。ミサの後、ご聖体の前で祈ることが勧められています。ご一緒に祈りましょう。

◆ 聖金曜日「主の受難」        4月9日(金)19:00〜
キリストの受難と死を思い起こす受難の祭儀が行われます。
キリストの受難の朗読を聞いたあと、全教会と全人類のために盛式共同祈願が捧げられます。それから私たちの救いのしるしである十字架の勝利をたたえる祭儀が続き、十字架礼拝が行われます。一人ずつ祭壇に進み、十字架を礼拝しましょう。聖金曜日にはごミサは行われません。前夜の「主の晩餐の夕べのミサ」で聖別されたご聖体をいただきます。閉祭の歌もなく、主の死を悲しむ沈黙のうちに祭儀は終ります。なお、翌日の聖土曜日にもごミサは行われません。

◆ 「復活の聖なる徹夜祭」       4月10日(土)19:00〜
復活徹夜祭では、復活のろうそくに火をともす光の祭儀から始まります。復活のろうそくは死に打勝って復活されたキリストの象徴です。
また洗礼盤の水が祝福され、洗礼式が行われます。今年は25名以上の方が洗礼を受けられます。洗礼は、受難と死を通して復活したキリストの過越にあずかり、一人ひとりが古い自分に死に、復活したキリストの新しい命に生まれかわる過越です。私たちもろうそくに火をともし、「洗礼の約束の更新」を行います。自分の洗礼を思い起こして信仰宣言を唱えます。
私たちの救いのために十字架にかけられたキリストの死と復活を思い、祭儀に参加しましょう。

ページ先頭へ ホームへ
 六甲教会について お問い合わせ
(C) Copyright 2002 Rokko Catholic Church. All Rights Reserved.