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オマリー神父の講話「なぜ教戒師になったか」に参加して

教戒師は広島でも経験があり、主にこちらでは堺の刑務所で行なった。
教戒に行くのは月1回のペースで、ほかにボランティアで絵を教える人や講談師なども来ている。外国人の受刑者もいる。日本人は比較的素直に話を聞くが外国人はよく質問をする。教戒師の福音宣教の効果はあるかと問われれば、効果そのものを求めるより福音そのものだと答えるしかない。ある受刑者は後に女性とめぐりあい、その女性と一緒に暮らすようになって更生した。受洗したわけではないが人生をやり直すことが出来て希望が与えられたことになる。希望を与えるということはすなわち福音宣教でもある。とにかく希望を与え祈りを強調することにしている。目に見える福音宣教を考えるのでなく、絶望しないように本人に希望を与えることができればそれが効果と言える。神父だけでなく信徒も教戒の仕事が出来ると思う。今日、欧米から神父でない信徒の宣教師が来日するのと同じように、信徒にしかるべき資格と素養があれば可能だと思う。

(壮年会)


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