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1月号のテーマ:最後の晩餐で、すべてを捧げるイエス

 十字架の道に向かうイエスは12人の弟子たちと共に最後の晩餐の食卓に着きます。最後の晩餐でイエスは私たちに大切な出来事を残してくださいました。それは十字架上で捧げられたイエスの「御体」と「御血」による最大の愛のしるしです。
イエスはご自分の命を私たちに捧げてくださいます。最後の晩餐でイエスはパンを裂き、「ぶどう酒」と共に祝福し、ご自分の「体」と流される「血」に変え、そして弟子たちと私たちに渡されます。その時、イエスは「あなたと多くの人のために渡される私の体と血」、またそれを「わたしの記念としてこのように行いなさい」と言い残されました。その大切な言葉は今に至るまで私たちにとって永遠の約束、恵み、救いです。このように、最後の晩餐はわたしたちのためだけではなく、多くの人々の救いのためにも行なわれた出来事です。イエスがそれを「わたしの記念として行ないなさい」とおっしゃったのは明らかに全人類の救いのために行なわれるものに違いはありません。

今月の祈りで、イエスの模範が私たちの心に浸透するように、私たちは心を広く開いて、日々の生活の中でイエスの模範を実現することができるように、神からいただいた愛の体験を多くの人々に現すことができるように、その恵みを願います。
【聖書の参照】ルカ22:14-20、ヨハネ13:1-14、マルコ14:32-42。

 

(バンバン神父)

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