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             ご復活おめでとうございます!
                                      
                                      主任司祭  松村 信也
 今年のご復活は穏やかな春の陽気に迎えられ、爛漫の桜が至福の喜びのしるしとなりました。 今日のこの喜びを生涯忘れることなく心に留めましょう。

 昨年度は皆様に大変ご迷惑をお掛けしましたが、今年度から出来る限り皆様のご期待に添えるよう努めます。その為に『この道』に一度きりしかない人生を賭けたのですから、桜の花のように「咲いた花なら散るのは覚悟」、己のためではなく人のために捧げる覚悟で「咲かせてみせよう六甲燦」に努力します。但し、まだ“つぼみ”も付いていない状態、皆様からの更なるご協力を必要としています。よろしくお願いします。

 さて、今年度に期待する具体的目標は、教区からの指針と合わせて考え、次のことを目標にします。先ず、第一に毎日の福音から心を動かされる「み言葉を心に留める」こと、次にそのみ言葉を受けて何かに「気づく人になる」こと、そして第三に気づかせて戴いたら「謙虚になる」ことです。そうすることによって自ずと心の中から感謝の気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。
人によって感じ方は、異なるでしょう。しかし、み言葉は同じであり、目指す目標も皆同じはずです。例え感じ方は違っていたとしても、み言葉の中で働かれる神は、あなたに今一番必要な“大切なメッセージ”を気づかせてくれるでしょう。その気づきを大切にしましょう。その気づきこそ、あなたの生き方の大きな支えとなり、福音宣教の力となるからです。

 また気づかせて戴いた大きな喜び、その喜びを同じみ言葉で祈る仲間と一緒に“分かち合う”機会を持つことを勧めます。互いにその喜びを分かち合うと共に、喜びを共感共有することによって、互いの交流を深め、同時にみ言葉の気づきからくる喜びを一層豊かにしてくれるからです。勿論、分かち合うのは喜びだけではないでしょう。時に、苦しみ、悲しみ、寂しさと言ったマイナス要因もあるでしょう。しかし、驚かないでください。それは、分かち合いの深まりのしるしであって、互いに心の扉を開いている証拠なのです。そんな分かち合いが出来るようになれば、その共同体は確かにキリストによって期待される共同体と成熟していくでしょう。でも焦らないでください。キリストはいつも私たちを待っていてくださっています。

 み言葉による共同体の輪(和)が、世代を超えて広がっていくことを期待します。でも期待しているだけでは創れません。先ずは実践です。
さあ!あなたもみ言葉を信じて新たな喜びの旅となるように、あなたご自身から努めてみませんか。

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